フリーランスエンジニアとして独立に至った経緯②(退職~個人事業主登録)

こんにちは、フリーランスエンジニアのヨンです。
この記事では、私が独立に至った経緯について書きます。
今回は第二弾、退職後、個人事業主として開業届を出すまでのことです。

ウェブ制作技術の習得

前回の記事でも書いた通り、自分の能力や適性を考えた結果、フリーランスとして生計を立てるための方法として行きついたのはウェブ制作でした。
しかし、過去にSEとしてシステムを設計した経験やスタートアップで販売用のウェブサイトを制作依頼した経験はあるものの、自身でウェブサイトを作る経験はほぼありませんでした。
ウェブ制作の技術を身につけるための方法として、以下の3つの選択肢を考えました。

① 独学
② ハローワークの職業訓練で学校に通う
③ フリーランスコースのあるプログラミングスクールに通う

得られるスキルの質、費用対効果、時間効率などを総合的に考えた結果、③に決定しました。
元々プログラミングの下地はあるので、スキルの習得だけなら独学でも行ける気がしましたが、フリーランスとして生計を立てるには案件獲得や獲得後のクライアントワークなどがむしろ重要と考え、その面で効率的にノウハウを得られるという点が最大の決め手でした。

結論、この選択は大正解でした。
プログラミングスクールで学んだことなどについては、別の機会で書きたいと思います。

案件の受注

プログラミングスクールに通い始めて2-3週間が経った頃、スタートアップ時代の友人と飲む機会がありました。
そこで、友人が新たに会社を立ち上げること、また、現在ホームページの制作会社を選定中であることを聞きました。
こちらの状況についても伝えたところ、提案をさせてもらえることになりました。

プログラミングスクールの方ではWordPressに少し入ったくらいで、まだ細かいカスタマイズなどはしたことがありませんでしたが、ひとまず使ったことのあるテーマでデモサイトを作成し、そちらをもとに提案した結果、初案件を受注することができました。
私にとっても勉強ということで、金額は格安で対応しましたが、こちらの経験が後のあらゆる制作の基礎となりました。

クラウドソーシングなどで営業するにしても実績があるとないでは大違いですし、やはり技術も案件をこなすことでしか身につかない部分は多々あります。
フリーランスで生計を立てることを目標にしている方は、どんなに安くてもまずは案件を受注することを最初の目標にしていただければと思います。

その後は、ココナラを中心としたクラウドソーシングで経験を積みました。

個人事業主登録

案件受注をコンスタントにできるようになったタイミングで、個人事業主としての開業届と青色申告の申請を税務署に届けました。
これで、名実ともに個人事業主、フリーランスとして独立したことになります。
クラウド会計ソフト経由で基本的な情報を記入してボタンを押すだけの簡単な作業ですが、やはり屋号を持って正式に活動を始めるとモチベーションに繋がります。
税金面でも優遇されますので、フリーランスメインでやっていく場合は必ず届けることをお勧めします。
開業届や確定申告関係についても、機会があれば触れたいと思います。

個人事業主登録後

続きは以下です。

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