フリーランスエンジニアとして独立に至った経緯①(退職まで)

こんにちは、フリーランスエンジニアのヨンです。
この記事では、私が独立に至った経緯について書きます。
プロフィール

目次

経歴

2007年

大学卒業後、国内大手SIerに就職
SEとして5年間、管理部門で2年間勤務

2014年

知人からの誘いを受けてスタートアップの旅行会社にジョイン
管理部門、営業部門を問わず何でも屋として活躍

2019年

外資系コンサルティングファームに転職
人事系を中心に多数の案件に携わる

2021年

SaaSプロダクトを提供する急成長ベンチャーに転職

2022年~現在

会社員生活に見切りを付け、フリーランスエンジニアとして独立
ウェブ制作を本業とする傍ら、プログラミングスクールで講師業も行う

独立に至った経緯

会社員生活

上述の通り、4社で約15年の会社員生活を送りました。
1社目は国内大手企業で一般的にはホワイト企業に位置付けられる企業でしたが、SEという職種柄、お客様、社内、制作企業の板挟みになる機会は多く、年間の残業時間が1,000時間を超えるようなこともありました。加えて、大規模なシステムの中のパーツに過ぎず、しかも折衝が主な役割であったため、自分の仕事に意義を感じられず、鬱屈した日々を過ごしていました。

そんな折、知人からの誘いを受けて社員数10名未満のスタートアップ(旅行系)にジョインすることになりました。
ここでは組織の基盤作りのフェーズで、経営基盤の構築から人事、経理、総務等、管理部門全般に加え、営業部門の責任者も兼任し、営業、旅行手配、販売用ウェブサイトの制作など本当に何でも屋という表現がぴったりの働き方でした。
組織は順調に成長して社員数は40名を超えましたが、組織が大きくなるにつれて上下左右様々なしがらみが生まれ、調整の日々で、やりがいを求めてジョインしたはずなのに気付けば摩耗するだけの状態に陥っていました。
5年間で組織の基盤はあらかた整い、自分の役割としても区切りをつけるタイミングと考え、転職を決めました。

その後、外資系のコンサルティングファーム、急成長ベンチャーと経験しますが、いずれも極端な激務で、高度な課題解決を求められる仕事に極度のストレスを覚え、気付けば精神的な摩耗が肉体にまで影響を与えるような状況になっていきました。

毎日が辛く、何とか一つの仕事を片付けても次の仕事が山積みになっていく生活・・・。
これが本当に自分のなりたかった自分なのか分からなくなっていきました。
このままでは、いずれ限界が来る。そう考えた私は、今までの人生を全て棚卸しし、自分がどうありたいかをゼロベースで考え直すことにしました。

会社員生活からの脱却

改めて見つめ直した結果、私は、収入や世間体、周りからの目を必要以上に気にしていたことに気付きました。
元々自由が好きで、学生時代は海外を放浪したりもしました。
友人からも自由で羨ましいと言われるような人間でした。しかし、今の自分は気付けば自由とは程遠いところにいる。。。
その事実に改めて気付いて、愕然としました。
そして、自分がありたい自由はどういうものなのかを考える過程で、様々な考え方に触れました。

「ミニマリズム」「禅」「フリーランス」「ノマドワーク」「ミニマムライフコスト」「移住/多拠点生活」「セミリタイア」・・・

これらは、今の私に大きく影響を与えた考え方です。
色々な考え方を取り入れて自分なりに咀嚼し、行きついた答えは、「周りからの目や世間体は気にせず、自分がやりたいことだけをやっていこう。そのために、自分の能力の中で心身ともに健康でいられる方法で最低限の収入を確保しよう。」ということでした。

それらを踏まえ、ウェブ制作を本業としてフリーランスで働く形が自分に最も合っているという結論に達しました。
そして、4社目の会社に退職の申し出をし、2021年末を以て約15年間の会社員生活にピリオドを打ちました。

今回はここまでです。
退職後のことについては、以下をご覧ください。

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